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本当にやりたいことをしに…(5月9日の日記①)
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今の自分を何とかしたくて堪らない米田です。 今日は再来週の木曜のディベートに向けて初めてグループワークをする日。テーマは『ティザー広告の是非』。ティザー広告とはたとえば「これはなんでしょう」というWiiのテレビCMのように、商品の情報ではなくインパクトを視聴者に与える事で、それをPRする広告の事である。この度、また否定派として闘う。集合は10:00、グループ学習室。説明しがたい理由で、ダンスの着替えを持って行った。近々ダンスに行くなら今日が適当だと踏んだ僕は、出先でギリギリまでダンスに行くかどうか悩めるようにしたのだ。 10:00、時間通り着いた僕。S君(いじられイズム)は健康診断により遅刻する。遅刻の方法までキャラをわきまえている。Oさん(情報屋)はパソコンを持って来たものの、何食わぬ顔でY君(酔った勢いで合宿の飲み会幹事になった)にアダプタを強奪され、力を失った。I君(オーバープッシュ)は来るなり 「ヨネ、なんか調べて来た?あー偉いね。オレ?なーんもしてない。」 と、はなっから力が無かった。 M先輩(今回のディベートのヘルパー)が来ない。K先輩(合宿のドッヂボールで外野ながらビビっていた)は言った。 K先輩「M君(=M先輩)はいつも来ないで(笑)で、ディベートの当日だけ来て、パッションで論証してベストスピーカーかっさらうねんwww」 ヨネ「おいしwww」 M先輩に頼りたくないとは言ったものの、少しばかりは頼らせて欲しいと思った。 K先輩は僕らを応援してくれた。 K先輩「でもな、ティザー広告だっけ?インパクト与えたらええと思うねん。オレな、テレビで意味分からんCM流れたらよく調べるんだ。だから、企業にとっては凄い価値がある戦略だと思うよ。」 Oさん「すみません………私達…………否定派です(笑)」 K先輩「え、そうなん?www肯定派かとおもっとったwww」 ヨネ「なんかすみません。否定派で。」
S君が健康診断から帰って来て、やたらと周囲から「体重どうだった?」「ボーダー超えた?」などと煽られる中、僕らはようやく活動開始。I君はメディアセンター内からたくさん参考文献を持って来てくれた。パソコンがあるI君と僕はウェブ上を、パソコンがないOさん(強奪された)とS君(先輩に貸しているらしい)は文献を当たる。途中、しきりにS君が寝る。 『ティザー広告』の定義が曖昧で、なかなか有意義な時間は過ごせなかったが、途中、I君からとある事を言われた。
I君「ヨネ、別キャンパスのメディアセンター行ける?そこに文献があるの。」 その『別キャンパス』こそ、二年間ダンスを練習し続けた集会室があるキャンパスだった。 ヨネ「行く。」 僕のダンス行きが決まった。 Oさんが都合により帰り、僕ら3人は肯定派グループと『ティザー広告』の定義について話し合った。そしてI君の、 「お腹が空いた」 という午後二時の本能の叫びにより曖昧に解散した。 I君とS君と食事へ。M先輩が連れて行ってくれる予定だったラーメン屋Jに向かう。 ヨネ「いやぁ、定義が決まらないとムズいね。」 S君「何やったらいいか分からないからな。」 I君「今日何時までやる?」 ヨネ「分かんない。まぁ遅くにはならないようにしよう。てか、M先輩来ないね(笑)」 I君「てか、ラーメン屋Jってどこ?」 S君「知らないのかよ(笑)」 ラーメン屋Jに着いた。定休日だった。 ヨネ「今日はことごとくM先輩にしてやられてるなwww」 I君「どこのラーメン屋行く?」 なぜかラーメン屋を軸に昼食を決めようとする僕ら。I君に着いていく。途中、ダンスサークルEのK君(飲み会ハッスラー)とI先輩(ギリギリ履修申告完了男)に会う。 ヨネ「久し振り!今日、サークルEは『ピクニック』とかなんかするんでしょ?オレ集会室行くからwww」 I先輩「来んな。お前はとっくに除名されてる。」 ヨネ「ホフッ…。」 K君「タイミングわりぃよ~」 決意表明の時点でズタボロに言われるオレ、米田。ゼミでの若干のいじりキャラ、サークルでの完全なるいじられキャラ。この両立がたまらない。 ラーメン説はいつの間にか消え、I君とS君とつけ麺を食べに行った。そして店を出る時…
I君「今日これで終わりにしない?」 あまりの満腹感からか、満足感まで味わうI君。友人が間違った方向に進もうとしている。止めなくては。 S君「そうだな。」 ヨネ「ま、今日のところはこんな感じで。」 解散が決まった。 I君はメディアセンターに残り、次の活動日までに情報を集めるという。メリハリのあるヤツだ。「最近オレのあだ名が『おっぱい』になりかけてる」と悩んでいる男とは思えない。 S君と共に帰る。 S君「オレ今日、健康診断やってラーメン食っただけだよ」 ヨネ「wwwあ、あとちゃんと文献読みながら寝てたじゃん。」 S君「あ、来週の土曜オレ結婚式に出るからグループワーク出られない。」 ヨネ「あ、お前結婚すんだ。おめでと。」 S君「オ、オレ結婚しねぇよ。親戚だよ!したら大変だろ。」 ヨネ「まぁとりあえず、お前が結婚する際にはオレも式には出席するよね、うん。」
S君と別れ、僕は『本当にやりたいこと』をしに別キャンパスへ向かった。
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