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泥沼の寝坊(8月29日の日記)
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10:00から学校にてグループワークをやる予定だった。しかし、インターンシップに参加させてもらった製薬会社へのお礼とお詫びを手紙に書いたり、論文探しに時間を使ったりで寝たのは朝6時。1時間で起きられるかは不安だった。 そして、起きられなかった。起床時刻は悪夢の昼過ぎ。大寝坊で、2時間連絡もなしに遅刻し、食事はせずに出発したものの着いたのは14:00程になった。何もかもが自分のせいで、正直自分にムカついた。 学校に着いてから、多次元論文チームの2人は許してくれたようだが、やはり自分への苛立ちは治まらず。グループワークもイマイチ、集中出来なかった。大事な8/31の2日前、遅刻した事もそのせいでグループワークに身が入らなかったことも全て悪循環。
そんな中、気分転換に見た某サイトで、先日のダンスのクラブイベントBの動画が載っていた。H先輩(マルチ酒豪)とR先輩(酒豪of theギャップ)、T君(フロムオタクトゥーロックフロム埼玉)と後輩M君(ボーグのラストエンペラー)のボーグチームIのショーケースを見た。技術はもちろん、会場の盛り上がりが凄かった。特に後輩M君。今だから言うと、彼はサークルに入った当初、その独特の空気感になかなか周りが慣れず、苦しんでいた。ダンスのスタイルに悩んだ時期もあった。しかし彼は、学園祭でボーグに出会い、A先輩(パイオニア)の引退と共にボーグがなくなる事がないよう自ら研究を始めた。そして周りがそれを認めた。今彼は、サークルで確かに自分の居場所を見つけている。 その背景を知る一人として、彼のダンスとそれで起こった歓声は、久しぶりに目頭にグッと来るようなものだった。
おかげでそれ以降、18:00頃の閉館時間まで集中できた。何かで人に力を与える事は難しいが、それを出来る奴はすげーしかっこいい。 Sさん(おひつじ座の女)と帰った、 Sさん「ヨネさぁ、ダンスする前からもともとそういう服だった?」 ヨネ「え?どんな服?笑」 Sさん「ダボダボなズボンとか。」 ヨネ「いや、ダンス始めてからだね。え、センス悪い?笑」 Sさん「いや、そうじゃなくて。その…」 ヨネ「まさかダンサーっぽいみたいな?!」 Sさん「うん、ちょっと。」 ヨネ「一流のダンサーっぽいみたいな!?」 Sさん「いや、一流かどうかは知らんけど(笑)」 ヨネ「うおぅー!!初めて言われたよ~。ありがとう、ありがとう!!」 大して褒められてはいないのに、大いに喜ぶオレ、米田。 ヨネ「いや、昔は全身ユニクロみたいな感じだったのよ。『全身で2000円』みたいな日もあったし。だけどまぁダンスやってからだろうね。センスはないけど、でもちょっと服に金かけるようになった。ま、『バイトでちょっと金を得たから服に金使えるようになった』ってのが一番の理由だけどな。」 Sさん「ふーん。」 ヨネ「昔はさ、ユニクロの真っ黄色のロンTに真っ赤なシャツとかだったからね。その時よりは少しセンス良くなったかもな。てかさ、うちのゼミで服のセンスいい人って誰?」 その後、男部門、女部門で服のセンスのいい人No.1を決めるべく話し合った。結論は、 「分からない」 だった。
サークルEでオフィシャルブログが開設されている。そちらの方でちょいと面白い流れが生まれた。同期でバトン形式で書き手を回し合うその企画、Y君(シューティングスター)が振ったのは…なんと『サークルEの不登校児』『世界に見放された男』『いじめられっこ』米田一弘。サークルに顔を出していないものにはもちろん回す必要などないのだが、彼の仕事ぶりは本当に嬉しかった。家で家族に報告してしまった。 一弘「………ってわけで次に僕が書くことになったんだ。」 兄「Y君(シューティングスター)って医学部だっけ?」 一弘「うん。」 母「ブレイクやってるわよね!」 さすがサークルEに薄く『サークルE後援会』と言われている米田家。よく知っていらっしゃる。 父「Y君って何科なんだ?外科医か?」 母「まだ決まらないんじゃないの?」 兄「『ダンス』じゃないの!?笑」 父「そうか、『ブレイク』か!!www」 言ってる意味が分からない。 一弘「違うよ、彼は…
『ブレイ科ー』だよwww」 3人「………。」 母のパソコンタイプ音、スライスチーズを食べる父と兄のビニール音が静かにリビングに響いた。
一弘「ところで今朝から玄関に置いといた手紙、誰か出しといてくれた?」 母「え?」 一弘「インターンシップにいった製薬会社への感謝状だよ。え、出してないの?出した人ー?」 父「はい!それは玄関のどこに置いたの?」 一弘「あ、『はい!』って言ったからお父さん出したのかと思ったけど、質問の挙手だったんだwwwえっと、じゅうたんの上かな。」 兄「はい!いつ書いたの?」 一弘「お前も質問かよwwwてか今日出さないとヤバい。22:00か…お兄ちゃん、僕は風呂に入ってしまった。代わりに行ってくれ。」 兄「………。」 しぶしぶ用意するコレ、兄。 なんだかんだで僕も行くことに。 兄「めんどくさいヤツだなぁ。」 一弘「それはこっちのセリフだよ。」 兄「………いやいやいやいやwww」
無駄な時間を過ごすのは嫌いだ。僕は明日の選挙の投票率を上げようと、兄とチャリで郵便局に向かう間、大人と擦れ違う度に選挙を換気した。 「ねぇお兄ちゃん、明日は選挙じゃない?!」 「みんなで作ろう日本の政治!!」 「着いたぁ。お兄ちゃん、選挙…じゃなくて自転車ここに止めようよ!!」 「お兄ちゃん選挙何回行くの!?僕は2回行くよ!!」 「え、一人一票!!?」 「お兄ちゃん、そんなスピード出さなくていいじゃん!選挙カーみたいにゆっくり走ろうよ!!」 「あ、そういえば選挙いつだっけ?明日!!?じゃあ絶対投票しなきゃね!!!」
帰宅間際。 一弘「どうする?明日の選挙、うちの区の投票率100%だったらwww」 兄「www」 一弘「でも別に党とか人の名前言ってないからね。」 兄「平等だね。」 久しぶりに、いい汗をかいた。
帰宅後、論文の個人ワークにそなえしばし休憩。 兄「あれ、24時間テレビだ。まだやってる。もぉー何時間やる気だよ!」 一弘「24時間だよ!」 …そろそろ個人ワークに取り掛かろうと思う。さぁて、明日は投票でもしようかな。
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